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陸上男子八種競技は樫山(長崎日大)が5664点で快勝した。8種目中5種目で自己ベストを更新。長崎日大の先輩に当たる岸川勇が10年前に樹立した大会記録まで、あと23点に迫る健闘だった。
1日目に100メートル、走り幅跳び、砲丸投げ、400メートルの全4種目で自己記録を更新。春にかけて上がってきたスプリント力が、100メートルや400メートル以外にも好影響を与えていた。最終種目の1500メートルは一時は先頭に立つなど、力を振り絞ってゴール。大会記録にこそ届かなかったものの、自己新につなげた。
2日目最初の110メートル障害で、はやる気持ちを抑えきれずに脚をハードルにぶつけてしまい、タイムが伸びなかったのが心残りだ。16日からは単独種目の110メートル障害に出場。好調を実感している3年生は「八種で逃した大会記録(14秒34)を取りにいく」と“6種目目の自己新”に向けて気合を入れ直していた。