J1川崎が16日に行われた明治安田J1リーグの神戸戦(国立)で0―1と敗れ、鬼木達監督(50)が猛省した。
川崎はボール支配率こそ56%だったが、シュート数は神戸の16本に対して、わずか5本。枠内シュートに至っては1本という〝拙攻〟で、神戸になすすべなく完敗を喫した。
試合後、鬼木監督は「前半からもっとアグレッシブにいかないといけなかった。攻めの姿勢がもっと必要。自分たちの中ではチャンスは多かったとは思っていない。もっともっと決定的なものをつくっていかないといけない」と攻撃面の課題を強調した。
また「負けている状況で、もっとシンプルにクロスを上げたりゴール前に入っていくこともできた。そこらへんの頭をもっと研ぎ澄ませないといけないし、結局それをやらせるのは自分の仕事。そこの自分の力不足というのを痛感した」と自らの責任を認め、反省を口にした。
かつては常勝軍団を誇った川崎も、今季は降格圏もちらつくほどの低迷。後半戦で巻き返しを期待したいところだが、起爆剤はなかなか見つからないのが現状だ。