「ネコがおるからあんまり長く家を…」「3割打って来いと約束しました」 ソフトバンク、小久保監督の一問一答

小久保監督(左)と話す山川(撮影・栗木一考)

◆ソフトバンク全体練習(19日、みずほペイペイドーム)

ソフトバンクが全体練習を再開した。貯金22をつくり、2位ロッテとは9ゲーム差で首位を独走。21日のロッテ戦(北九州)からパ・リーグ同士の対戦が再開する。小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。

―笹川吉康が2軍に合流した。
「3割打って来いって約束しました。(1軍に)残ってもあんまり出せない。1週間に1、2回のスタメンだったら今じゃないという判断」

―1度、1軍を経験していることが大きい。
「そうそう、もちろん。あんなに打つとは思わんかったけど」

―山川穂高と話しをしていた。
「スッキリしたかという話しをしただけ。セ・リーグのピッチャーの水が合わなかったと思っておいたらいいと話しました」

―小久保監督自身も長期間ホームランが出なかった経験がある。
「1カ月ぐらいあったね。ヒットになっても納得できないし。交流戦を見ていて、(山川は)もっと強引になるかなと思ったけど、全くならなかった。その辺は我慢を覚えたというかね。もっとボール球を振ったり、明らかにホームラン狙いみたいな打席が増えるんですけど、それがなかったねという話しをした。若い時はそれをして、結局そこで1本出たとしても後が続かなかった。昔の経験からすると、それはするべきじゃないと」

―休養日で心機一転。
「そうそう、残り試合もまだまだあるしね。残りで20、30本打てば形になる」

―柳田悠岐とも話しをした。
「この前、会ったよ。過去にやっているところで1回それで立ち上げに失敗したらしいので。その経験があるからね。今年で野球人生が終わるわけじゃない」

―2日間の休みは。
「湯布院に行ったよ。湯布院に行ったけど、昨日の昼には帰ってきた。ネコがおるからあんまり長く家を空けられへん」

―少しは野球は忘れて。
「いや、そうでもないけどね。野球の夢が多いから」

―どんな夢を。
「その時の心の迷いとか。あの時このサインこうやったかなと、こう動くべきやったかなとかは夢でよく見るよ。それは2軍監督時代よりはるかに見るね」

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