押し寿し作り体験に小学生80人が参加 金沢の食文化を楽しく学ぶ

金沢市内の小学校では19日、押し寿し作りを体験する授業が行われ、子どもたちが楽しく伝統を学びました。

金沢市の三和小学校で行われた体験授業は、「笹寿し」を製造販売する芝寿しが開いたもので、3年生80人余りが参加しました。

金沢では古くから、祭りや特別な日にそれぞれの家庭で押し寿しを作ってきましたが、こうした伝統的な風習は年々減っています。金沢の大切な食文化に理解を深めてもらおうと、芝寿しでは押し寿し作りの体験会を開いています。

「せーの、ぎゅ~」

子どもたちは昔ながらの木枠に酢飯とサケやタイなどの具材を入れて押し込み、きれいな押し寿しを作りあげました。

児童「木の箱で押すのが大変だった。一生懸命いっせーので押したのが良いと思った」「めっちゃ楽しかったです。40個くらい食べたかった」

作った押し寿しは、子どもたちが給食の時間に食べたり、持ち帰ったりして味わったということです。

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