魚津市の山あい集落で“3棟全焼”し火元の男性1人が煙を吸い救急搬送…鎮火までに5時間と消火活動が難航

魚津市の山あいの集落で19日午前、住宅などの建物3棟が全焼する火事があり、煙を吸った男性が救急搬送されました。

19日午前9時すぎ、魚津市小菅沼の山中から煙が上がっていると消防への通報が相次ぎました。

*通報者
「田んぼがあるので、毎日、田んぼの水を見に来ている。ちょうど帰ろうかなという時に、後ろを見たら煙が上がっていた。ここに来たら住民の息子さんがおられて(消防に)電話してくれと言われた」

通報を受けて消防車10台が駆けつけ消火活動にあたりましたが、火元の木造2階建て住宅や一部鉄骨を含む納屋など建物3棟が全焼し、火は午後2時すぎに消し止められました。

この火事で出火当時、火元の住宅にいた男性が煙を吸って救急車で病院に搬送され手当を受けました。

現場は魚津市役所から車で25分ほど離れた山あいの集落で、火が建物3棟に燃え広がったため鎮火までに5時間と消火活動が難航しました。

警察は、消防と合同で20日実況見分を行い出火原因などを調べることにしています。

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