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6月22日はハンセン病元患者の『名誉回復と追悼の日』です。この時期に合わせ、20日東京では式典が行われ、熊本市でも関係者がリモートで視聴しました。
厚生労働省は、ハンセン病療養所入所者などへの補償金に関する法律が施行された6月22日を、『らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日』と制定し、その時期に合わせて式典を行っています。
熊本市東区にあるハンセン病問題相談・支援センターでは、国立療養所菊池恵楓園の退所者でつくる『ひまわりの会』の中 修一会長など関係者が、東京で行われた式典をリモートで視聴しました。
式典に合わせて黙とうを捧げるなど、らい予防法による被害者を悼みました。
【『ひまわりの会』 中 修一会長】
「ハンセン病問題に関心を持ってもらい、正しい知識を県民の皆さんに持ってもらえたら、自然と啓発も進んでいくと思う」
また、熊本市中央区の県立図書館では、菊池恵楓園の絵画クラブ『金陽会』の作品を展示。
ハンセン病の元患者たちが絵筆に込めた思いに触れ、ハンセン病問題について考えるきっかけにしてもらおうと、県が企画しました。
この展示は6月26日までで、県庁新館ロビーでは21日から啓発パネル展も行われます。