右脇腹痛から2カ月「痛みなくバット振れた」、ソフトバンク牧原大成が2軍で実戦復帰 「ちょっと気持ち良かった」結果は?

3回無死、一ゴロに倒れる牧原大(撮影・西田忠信)

◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク―くふうハヤテ(22日、タマスタ筑後)
右脇腹を痛めて戦列を離れていたソフトバンクの牧原大成内野手(31)が復帰戦に臨んだ。約2カ月ぶりの実戦に「結果よりも、試合でしっかり(バットを)振れるかを確認したかった。痛みもなく振れたことが良かった」と笑顔を見せた。

「1番指名打者」で先発出場。初回は二ゴロ。予定では1打席で交代予定だったが、2打席目も打席に立った。「ちょっと気持ち良くなっちゃった」と笑った。結果は一ゴロだった。

牧原大は4月28日の西武戦前の練習で右脇腹を痛め、リハビリ組で調整していた。くしゃみやせき払いをするだけでも激痛だった。「正直、治るかなという不安が一番あった。思ったより早く実戦できたのはすごく大きい」とうなずいた上で「脇腹をけがした時も全く違和感がない状態だったので、多分怖さはずっとあると思う。そこをけがしないためにしっかりケアをして、今まで以上にやっていかなければいけない」と強調した。

今後については「バッティングの感覚をしっかり取り戻していけたら」と語った。
(浜口妙華)

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