秋田の発展、若者に焦点 経営者や大学教授らがラボ設立準備、県庁で報告

猿田副知事(左手前)に視察ツアーなどを報告する並木社長(中央)ら

 秋田県内外の経営者や大学教授らが、本県の魅力の維持と持続的発展を目指すラボ「A for Akita,Akita for All(仮称)」の設立に向けて準備を進めている。メンバー11人が18日から3日間、本県を訪れ、視察や意見交換を行った。

 発起人は、横手、湯沢両市に工場を持ち、湯沢市に新本社を建設予定の精密部品メーカー・オーブレー(本社東京)の並木里也子社長(48)。並木社長は以前から湯沢市の発展を目的としたプロジェクトに取り組んでおり、それに県内外のメンバーを加えて活動を展開する。ラボの設立は秋ごろの予定。

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