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第106回全国高校野球選手権栃木大会(7月12日開幕)の開会式で、国歌と大会歌を披露する独唱者のオーディションが22日、宇都宮工高で行われた。今年の大会歌は宇都宮高3年佐々木万葉呂(ささきまはろ)さん(17)、国歌は国学院栃木高3年石下琴葉(いしおろしことは)さん(17)に決まった。
オーディションは非公開で県内の高校に通う26人が参加。国歌「君が代」と大会歌「栄冠は君に輝く」をアカペラで披露した。審査委員長の村山哲也(むらやまてつや)さん(69)は講評で「言葉や音楽をどれだけ大事にし、メッセージをどう伝えようとしているかを評価した」と選考基準を明かした。
佐々木さんは「高校野球は熱いイメージ。応援の意味を込めて歌いたい」、石下さんは「選ばれたからには、精いっぱい大会を盛り上げられる歌を届けたい」と、それぞれ意気込みを見せた。