「日本でその名を轟かせている」ザルツブルク移籍の川村拓夢に現地メディア注目! クラブSDも期待「守備的にもかかわらず危険なプレーができる」

オーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクは現地6月24日、サンフレッチェ広島から川村拓夢の獲得を正式発表。完全移籍で4年契約を結んだ。

現地メディア『SALZBURG24』は、「川村拓夢は日本でその名を轟かせている」と紹介し、次のように続ける。

「レッドブル・ザルツブルクでは背番号16を付けることになる。彼は、南野拓実や奥川雅也といった著名な選手を含め、過去にザルツブルクでプレーした他の日本人選手の足跡をたどっている。言及した2人と、三都主アレサンドロ(アレックスと呼ばれる。2007年)、宮本恒靖(2007~2009年)に次いで、5人目の日本人選手だ」

【画像】似てる!? 川村加入を伝えるザルツブルク渾身のビジュアル
同メディアはザルツブルクのスポーツディレクター、ベルンハルト・ゼオンブフナーのコメントも伝えている。

「我々はすでに日本人選手たちと非常に良い経験を積んでおり、川村拓夢がチームを豊かにしてくれると確信している。若い年齢にもかかわらず、彼はすでにかなりの経験がある。守備的な役割にもかかわらず、得点に関しても危険なプレーができる」

記事によれば、川村は「ザルツブルクからの関心を知った時、すぐに南野拓実選手に相談しました」という。自身初の欧州移籍で、どんな活躍を見せるか。24歳レフティは「できるだけ多くの試合に出て、タイトルを獲得する。そのために力を尽くしたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社