セキ薬品/現場DXサービス「カンナ」導入、店舗開発業務を円滑化

セキ薬品はこのほど、ノンデスクワーク業界の生産性アップ実現に取り組むアルダグラムが提供する現場DXサービス「KANNA(カンナ)」を導入した。

セキ薬品は、埼玉県を中心にドラッグストアを215店舗、調剤薬局を88店舗展開(6月1日現在)しており、同社の店舗開発では、各店舗20~30社におよぶ協力会社とのやり取りが行われている。

これまでは各社とメールでやり取りを行い、双方メールを送る手間が発生。メールでは正確に情報を全関係者に共有することが難しく、「最新版」だと認識している情報・図面が関係者ごとに異なり、関係者間での認識齟齬が生まれるなどの課題を抱えていた。

これに加え管理側は、店舗開発における全体のスケジュールをエクセルで工程を作成しているため、修正が起きるたびにエクセルの手直しを行い、再度関係者へ共有する必要があり、店舗開発担当者にとって大きな負荷がかかっていたという。

<セキ薬品が活用するKANNA画面>

こうした課題を解決するため、セキ薬品に現場DXサービス「KANNA」の導入を決定。これまで膨大な時間を費やしていた工程の作成業務をデジタル化し、作成時間の大幅軽減だけでなく、情報登録や更新をすると瞬時に関係者全員へ周知できるようになり、メールや電話の手間も省けるようになった。

さらに、店舗開発の予定管理、発注や申請の手配、店舗オープンに向けた備品や商品の納品まで「KANNA」で一元管理できるようになったことで、管理側も現場側も生産性が上がり、ミスも軽減され、属人的な業務の脱却と労働時間の削減も期待できる。

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