深センで越境セルフサービス機を設置

深セン・香港間の政府サービスをより便利にするため、香港「越境アクセス」セルフサービス機と「スマート便利(中国語:智方便)」セルフサービスステーションが6月14日に深セン前海と河套地区で使われ始めた。今後、深セン市の前海深セン・香港現代サービス産業協力区Eステーションサービスセンターと深セン市河套深セン・香港科学技術イノベーション協力区深圳園区Eステーション総合サービスセンターに向かえば、市民たちは「越境アクセス」セルフサービス機で香港での政府サービスを申し込むことができる。上記の2か所には同じく「スマート便利」セルフサービスステーションが設置されており、中国本土で仕事と生活をしている香港市民に便利なサービスを提供する。

香港「越境アクセス」セルフサービス機は現在、香港特区の11部門の68種類の政府サービスを提供しており、課税・会社登録・不動産及び車両の照会と登録・個人証明書類の申請・人材入境申請・福祉と教育・医療保健・入境審査・緊急支援などのサービスが含まれている。セルフサービス機で必要な資料を入力し、書類をスキャンし結果を印刷することで、各政府サービスをワンストップで申し込むことができる。

香港「越境アクセス」セルフサービス機と「スマート便利」セルフサービスステーションの設置と起動は粤港澳大湾区の政府サービス共通を促進し、広東省と香港政府の協力を履行する重要な一歩で、粤港澳大湾区政府サービスの利便性と知能化の向上を示しているという。関連部門は将来に他の大湾区本土都市にも香港「越境アクセス」セルフサービス機を設置し、できるだけ大湾区住民と企業の需要を満たすようにする。

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