広州でトランジット客に無料ツアー

広州で6月17日、「オープンワールド・中国のハブ」を題にした2024年広州国際航空ハブ高質発展会議が開催された。会議で広州市文化ラジオテレビ観光局は中・英・仏・西・日・韓の6つの言語バージョンの新しい文化観光プロモーションビデオを発表。同時に観光局によると、外国人観光客の広州でのインバウンド観光を促進するため、現在実施している144時間のトランジットビザ免除に合わせて、広州は6月末からトランジット中の外国人観光客に無料一日ツアーを提供し始めるという。

広州白雲空港で国際線乗り継ぎ、そして外国パスポートを所持しているのであれば申し込むことができる。その際は白雲空港で国際トランジット乗客向け一日ツアーの集合場所を設置し、無料で観光バス・英語ツアーガイド・アトラクション観光・点心とランチなどのサービスを提供する。このような観光サービスで、国際トランジット乗客は限りのある時間の内に広州を知りつつ、広州人のおもてなしを直接体験することもできる。

現在、白雲空港は旅客輸送に可能な航行地点を230個以上持っており、毎週約1500便の国際及び地方旅客便が運航されている。今年は更に17ルートの国際及び地方旅客便を増えるという。それ以外、白雲空港第3期拡張プロジェクトも現在全速で推進しており、完成後の白雲空港は600万トン以上の貨物・郵便処理能力などより強力な機能を持つことになるという。

© HKP