地域の先輩に教わる“昔ながらの遊び” 児童が挑戦「めちゃくちゃ楽しかった」〈宮城・登米市〉

登米市の小学校でコマ回しなど昔からの遊びを地域の人たちに教えてもらう体験教室が行なわれ、小学生たちが挑戦しました。

体験教室が行われたのは登米市中田町の加賀野小学校で、1年生の児童41人が竹とんぼやコマ回しなど6種類の遊びを教わりました。教えるのは地域に住む60代から80代の人たちです。
こちらは割りばしで作った「輪ゴム鉄砲」。ほとんどの子供が初めて手にしたということです。
コマ回しや竹とんぼなどは、初めはうまくいかなくてもコツを教わってあっという間に上手になった子もいました。

児童は
「めちゃくちゃ楽しかった。竹とんぼ」
「輪ゴム鉄砲で撃つところが楽しかった」

住民は
「やはり今は何でも買えば済む時代ですが、こうやって物を作って遊ぶということもわかってもらいたいなと思います」

加賀野小学校ではこうした体験学習を19年前から続けていて、子供たちが地域の人と交流し、郷土への理解を深める貴重な機会になっているということです。

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