西武・岸潤一郎「とにかく先取点と思い、思い切って振った」 カード初戦の連敗「13」でストップへ向けて先制に成功

1回2死二塁、先制適時二塁打を放ち、ガッツポーズする西武・岸(手前)(撮影・冨永豊)

◆西武―日本ハム(25日、ベルーナドーム)

カード初戦13連敗中の西武が、その暗雲を振り払うように幸先良いスタートを切った。

1回、2死から栗山巧が左中間を破る二塁打で出塁。続く岸潤一郎が1ストライクからの2球目、真ん中高めに入った147キロの速球をきれいに振り抜き、再び左中間を破って先制した。

岸は「打ったのは真っすぐです。2アウトから栗山さんがつないでくれたので、とにかく先取点をと思い、思い切って振った結果、しっかりと捉えることができて良かったです」とコメントした。

21日のオリックス戦(京セラドーム大阪)から4番に座る岸。これで4試合連続の5安打目で計4打点。22日には5号3ランを放ち、チームの連敗ストップにも貢献している。

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