アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは25日、県庁でFW大津晃介(おおつこうすけ)(30)とFW矢野倫太朗(やのりんたろう)(27)の新入団会見を開いた。
日光市出身の大津は日光明峰高から明大に進み、卒業後は日本製紙、ひがし北海道などでプレー。昨季は北海道ワイルズ(現東京ワイルズ)で主将を務めた。イタリアで行われた5月の国際大会にも日本代表で出場するなど経験は豊富。父英人(ひでと)さん(52)は元バックスで、弟の夕聖(ゆうせい)(28)も2014~20シーズンまで在籍するなど縁もあり、「また地元でプレーできるのが楽しみ。ベストFWを目指す」と意気込みを語った。
東北から加入した福岡県出身の矢野はゴール前の粘りと視野の広さが持ち味。昨季は7得点9アシストをマークした。「技術の高い選手が多く、自分の貪欲さがいい化学反応を生むと思う」と自信を見せた。
土田英二(つちだひでじ)チームディレクターは「チーム創設25周年の節目にいい選手が集まった。ファンの皆さまに喜んでもらえる結果を残す」と力強く語った。