栃木県出身・高瀬くるみ所属 ハロプロ「ビヨーンズ」の新譜好評 MVの再生数120万回突破

高瀬くるみ

 栃木県出身の高瀬(たかせ)くるみ(25)が所属するハロー!プロジェクト(ハロプロ)のアイドルグループ「BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)」の新譜「灰toダイヤモンド/Go City Go/フックの法則」が好評だ。リード曲「灰to-」はハーモニーや切れのあるダンスが特徴で、動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開されたミュージックビデオ(MV)は、再生数120万回を突破。高瀬は「ビヨーンズにとって勝負の曲。たくさんの人に届いてほしい」と呼びかけている。

 同グループは11人組。2019年8月にメジャーデビューし、今年は野外音楽フェスティバル「JAPAN JAM」初出演を果たすなど活躍の幅を広げている。

 新譜は5枚目のシングルでトリプルA面。「これまでのコミカルな印象だけでなく、格好良さや個々のスキルが詰まった一枚」と胸を張る。「ビヨーンズを好きになるきっかけになった」という声も多くもらった。

 デビューから約5年。「メンバーの特技や個性を楽曲やライブに生かすことで、グループの可能性が広がった」と実感する。現在、全国ツアー中。27日の最終公演(東京・豊洲PIT)を最後に、山崎夢羽(やまざきゆはね)(21)が卒業する。

 「ビヨーンズにとって大きな転機。ファンの皆さんがついてきてくれるよう成長したい」と誓う。本県の魅力をPRする「とちぎ未来大使」らしく、「地元ライブが大きな夢。パフォーマンスを通じ恩返しできたら」と意気込む。

 新譜は「zetima」(ゼティマ)レーベルから発売、通常版1400円。27日の公演は「TOHOシネマズ宇都宮」など全国の映画館で、ライブビューイングが行われる。詳細は同グループ公式ホームページに記載している。

「灰toダイヤモンド/Go City Go/フックの法則」(ⓒUP-FRONT WORKS)
ハロー!プロジェクト(ハロプロ)のアイドルグループ「BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)」

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