今田美桜がヒロインを演じる25年度前期朝ドラ『あんぱん』の新たな出演者発表
NHKは26日、2025年度前期の連続テレビ小説『あんぱん』の新たな出演者を発表し、俳優の江口のりこがヒロイン・朝田のぶ（今田美桜）の母の朝田羽多子（あさだ・はたこ）を演じるとした。羽多子は朝田家を支え続ける、家庭的で趣深い母。夫を尊敬し、子どもたちには平等に接する人物という。
江口は役の印象や『あんぱん』で役を演じられることへの意気込みをコメント。
「ヒロインのぶの母である羽多子さんは、明るくてたくましい女性です。家族の笑顔を喜びに、日々ハツラツと動き回ります。名前の通り『アンパンマン』でいうところのバタコさんでしょうか。素敵な共演者の家族の中で、私自身もその家族の笑顔を喜びにして、撮影に励んでいきたいと思います」
朝ドラの出演歴や印象なども紹介。
「『マッサン』に出演させていただきました。大阪のスタジオでの撮影だったので、今でも大阪に行くと、撮影の楽しかった思い出がよみがえります」
やなせたかしさんの作品のイメージや好きなキャラクターにも言及。
「アンパンマンの中に出てくるカレンダーマンが好きです。物語の中で、熱を出したカレンダーマンが意識朦朧（もうろう）としながら『今日がいつだかわからな～い』と言っているシーンがあって、強烈に面白かったです」
高知の印象や思い出も紹介。
「高知は食べ物がおいしくて気候が気持ち良い印象があります」
作品は『アンパンマン』を生み出したやなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルにしながら波乱万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。何者でもなかった2人が荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語。ヒロインの朝田のぶを今田が演じ、夫の柳井嵩を北村匠海が演じる。脚本は中園ミホさんが担当する。ENCOUNT編集部
