簡易公共住宅、初日申請1800件

「簡易公共住宅」プロジェクトの第一弾は元朗と牛頭角に設置され、計4400戸を提供する。6月25日付香港各紙によると、24日から申請が受け付けられ、房屋局は24日午後6時時点で1800件の申し込みがあったことを明らかにした。申請者の中には公共住宅を12年以上待っているのにまだ入居できないという人もおり、申請書を提出した人の多くは現在の住居の家賃が高すぎて環境が非常に悪いため、簡易公共住宅への入居を希望している。これらの人々は簡易公共住宅への入居により経済的負担の軽減と住環境の向上が図れるという。

房屋局は先週、公共住宅への入居を3年以上待っている人々に申請書を発送し、多くの人が湾仔の税務大楼にある簡易公共住宅対策本部の事務所に提出に訪れた。24日午前10時に記者が現地に到着したところ、応募者のほとんどが高齢者で、その多くが市街地の簡易公共住宅への入居を希望していることがわかった。ある女性はすでに公共住宅への入居待ちが12年に達し、その間には青衣の公共住宅への入居を手配されたが、修理の問題で入居は果たせなかったという。「まだ公共住宅に入れない。現在住んでいるアパートの家賃は約8000ドルで、仕事をしていないため負担が厳しい」と話している。

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