日本人と中国人における上まぶたの形態

世界最大の化粧品会社ロレアルグループの日本における研究開発部門であるロレアル リサーチ&イノベーション ジャパンのエバリュエーションインテリジェンスチームによる「日本人と中国人における上まぶたの形態と年齢の影響」と題する論文が6月10日、Cosmetic Science& Technology 誌のオンライン版に掲載された。コロナ禍でマスクを着用する機会が増え、多くの消費者が目元に注目するようになった。まぶたの形は加齢とともに変化する。多くの女性は加齢による見た目の変化に対応してアイメイク製品やスキンケア製品を使用している。一般的なアイメイクアップ製品は、目の特徴のコントラストと知覚される大きさを増加させることにより、若々しい印象を作り出すのに役立っている。本研究では、起源を同じくする日本人女性と中国人女性の上まぶたの3次元形態を明らかにするために、正面像と90度横顔像で、長さ、高さ、曲率など11項目の上まぶたパラメータについて、形態や加齢による変化を比較した。

© HKP