大きいナシ、甘さに自信アリ JAはが野、こだわりのハウス梨を初出荷

初出荷した梨の出来を確認する田口さん(右)

 【芳賀】県内有数の梨の産地であるJAはが野管内で28日、ハウス梨の出荷が始まった。稲毛田の選果場に梨部会ハウス部の同所、田口敬久(たぐちたかひさ)さん(42)が約250キロを持ち込み、JAの担当者と品質を確認した。

 田口さんによると、今年は梅雨入りが遅く、日照が確保できたことなどから甘さも大きさも良好に育った。「品質にこだわり慎重に手をかけてきた。甘みが強く酸味が少ない幸水の特徴を楽しんでほしい」と胸を張る。糖度は11.5度を確保し、12度を超えるものもある。

 初出荷の11ケースは東京都の大田市場で競りにかけられる。今後7月下旬からハウス栽培の豊水、8月上旬から露地の幸水、豊水、あきづき、にっこりと順次出荷が続いていく。

初出荷した梨の出来を確認する田口さん(左)

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