福井県内の公務員に夏のボーナス…警官や教員の支給額おいくら? 県の行政職員は平均75万円弱

 福井県と県内17市町の公務員に6月28日、夏のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。管理職を除く県の一般行政職員の平均支給額(平均年齢40.0歳)は、前年同期比約2万6千円増の約74万9千円で、2年連続の増額となった。杉本達治知事は同約9万5千円増の約320万5千円。

 県の一般行政職員の増額は昨年10月の県人事委員会の勧告に基づき、民間の水準を反映し、支給月数を昨年6月期の2.2カ月から2.25カ月に引き上げたことなどが要因。

 一般行政職員以外では、警察官の平均支給額(平均年齢37.0歳)が前年同期比約3万4千円増の約78万円、教員(41.8歳)は同約1万7千円増の約86万3千円だった。

 特別職では副知事が約251万4千円、教育長約219万4千円で、いずれも前年同期比3%増。知事を含め、増額は昨年12月の条例改正により支給月数を引き上げたため。県会も増額となり、議長が約224万3千円、副議長約212万円、議員平均は約192万3千円だった。

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 県内9市の管理職を除く一般職員の平均支給額で最も高いのは、福井市(平均年齢40歳9カ月)の76万3986円だった。9市の市長で最高額は西行茂福井市長の201万4432円。本来は251万8040円だが、昨年12月23日に就任したため、基準日(6月1日)からさかのぼった対象期間が6カ月に満たず、8割支給となった。

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