福井駅前に新たなホテル進出、最上階にはサウナと露天風呂 北陸初、コンセプトは「4つ星」

駅前南通り地区再開発の完成イメージ。右側のビルにカンデオホテルズが入る(同再開発組合提供)

 福井県福井市のハピリン南側一帯の再開発を進める駅前南通り地区再開発組合は6月28日、計画しているホテルについて、北陸初進出となる「カンデオホテルズ」に決まったことを明らかにした。2028年度の全体開業に先行して27年春にオープンする計画で、まちなかのにぎわい創出につなげるとしている。

 南通り地区は事業区域約1ヘクタールで、三つのブロックに分かれている。それぞれのブロックの低層部に商業・業務機能、高層部に宿泊・居住機能を持たせ、商業・業務施設やホテル、マンション、駐車場などを設ける計画。

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 カンデオホテルズは、上質さと使いやすさを兼ね備えた“4つ星ホテル”をコンセプトに、国内で30店舗近くを展開する「カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」(東京)が運営する。ハピリン南側に隣接するブロックの地上11階建てビル(鉄骨造り、高さ約46メートル)の3~11階部分に入る。客室数は約120室で、最上階に展望露天風呂やサウナがある。

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