【WWE】「ロイヤルランブル」のWWE王座戦はマッキンタイアがゴールドバーグを退けて防衛

WWE王者ドリュー・マッキンタイアはゴールドバーグ(左)を完封。怪物も王者をたたえた(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ31日(日本時間1日)発】WWEのPPV大会「ロイヤルランブル(RR)」が配信され、WWE王者のドリュー・マッキンタイア(35)は、殿堂入りも果たした〝怪物〟ゴールドバーグ(54)に完勝して防衛に成功した。

ゴング前から駆け引きのない正面衝突。いきなり王者が頭突きからスピアーの奇襲を見舞うと、怪物は逆に場外のスピアーで王者をバリケードに叩きつける。

ここでようやくゴングが鳴ると、王者は必殺のクレイモア(ランニング式シングルドロップキック)。カウント2・9で返したゴールドバーグはカウンターのスピアーを決める。さらには一時代を築いたジャックハマー一撃。ここは王者が何とかクリアした。

王者はスピアーの追撃弾をかわすと、ありったけの力をこめたクレイモア。今度は完璧な3カウントが入り、王者が防錆に成功した。わずか2分28秒ながら、あまりに濃密な攻防となった。

試合後、ゴールドバーグは握手を求めて王者を称賛。両雄は熱い抱擁をかわした。超レジェンドを撃破したことで、マッキンタイアはいよいよ長期政権とWWEのリーダーの座を不動のものとしそうだ。

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