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ブラインドサッカーの国際大会「ワールドグランプリ」の決勝が5日、東京・品川区立天王洲公園で行われ、世界ランキング12位の日本は、同1位のアルゼンチンに0―2で敗れ、準優勝だった。
序盤こそ拮抗した形で試合が進んだが、前半9分に先制を許す。さらに、同15分にも得点を奪われ、2点ビハインドで前半を折り返す。一矢報いたい日本は、後半に入ると幾度もチャンスを演出。しかし、最後まで均衡を破ることができなかった。
試合後、主将の川村怜(32=アクサ生命保険)は「決勝では、僕らのバランスが崩れた一瞬のスキを突かれて2失点してしまった。相手の強度も含めて、ある程度、想定内の中で試合ができたのではないか。もっともっとゴール前に侵入してシュートの精度を上げていくところがこれからの課題」と唇をかんだ。
優勝こそ逃したが、約3か月後に迫った東京パラリンピックを前に、1つ結果を残した日本代表。悔しさをバネに、真夏の祭典で悲願のメダル獲得を目指す。