長崎県などは6日、県内2市2町で新たに計15人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。長崎市は、同市上小島1丁目の長崎女子高で同日までに学校関係者計7人の感染を確認し、クラスター（感染者集団）と認定した。
同校によると、既に職員や生徒計約150人の検査を終え、今後、約70人を検査する予定。7、8の両日は生徒を自宅待機させる。開催中の県高校総体に7日以降出場する選手は検査対象ではないか、既に陰性が確認されているという。
長崎市の新規感染者は7人で同校関係者が何人含まれるかは非公表。いずれも市内陽性者と接触があった。
佐世保市では新たに6人を確認。クラスターが発生した北松佐々町の福祉施設の60代男性職員が陽性となり、同施設関連は計7人となった。30代女性会社員は感染経路不明。残りの4人は市内陽性者の濃厚接触者だった。
西彼長与町の年代性別職業非公表の1人は県内陽性者の接触者。東彼東彼杵町の60代男性は県外移動などはなく感染経路が分かっていない。
