レンジャーズサヨナラ勝ち パットン5年ぶりMLB復帰

【ジャイアンツ3-4xレンジャーズ】(延長11回タイブレーク)@グローブライフ・フィールド

レンジャーズは1点ビハインドの9回裏にアドリス・ガルシアのタイムリーで同点に追いつくと、1点を勝ち越された直後の10回裏にもネイト・ロウの犠飛で同点。そして、11回裏にブロック・ホルトのタイムリーでサヨナラ勝ちを収めた。10回表から登板したレンジャーズ4番手のブレット・マーティンが今季初勝利(2敗)をマーク。一方、敗れたジャイアンツは5番手のタイラー・ロジャースが2度のリードを守れず、6番手のジェイク・マギーが今季2敗目(1勝)を喫した。

レンジャーズは先発のカイル・ギブソンが5回表先頭のジェイソン・ボスラーに3号ソロ、次打者チャドウィック・トロンプに1号ソロと2者連続アーチを浴びて2点を先制されたものの、6回92球を投げて4安打2失点の好投を披露。打線は6回裏一死3塁からアイザイア・カイナーファレファの内野ゴロの間に1点差とし、9回裏一死3塁からガルシアのポテンタイムリーで同点に追い付いた。10回表に併殺打の間に勝ち越されたが、10回裏にロウの犠飛で再び同点。11回裏にホルトがタイムリーを放ち、熱戦に終止符を打った。

1点ビハインドの9回表には、クローザーのイアン・ケネディの故障者リスト入りに伴ってメジャー昇格を果たしたスペンサー・パットンが2016年のカブス時代以来5年ぶりとなるメジャーでの登板。ジャイアンツの5~7番と対戦し、ライトフライ、サードゴロ、空振り三振で三者凡退に抑えた。決してブルペンが充実しているチームではないだけに、今日のようなピッチングを続けていれば、自ずと登板機会も増えていきそうだ。

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