フィリーズが8年ぶり3試合連続サヨナラ勝ちで5割復帰

【ヤンキース7-8xフィリーズ】(延長10回タイブレーク)@シチズンズバンク・パーク

日本時間6月10日のブレーブス戦は新人ルーク・ウィリアムスの1号逆転2ラン、翌日の同カードはジーン・セグーラの逆転2点タイムリーでサヨナラ勝ちを収めたフィリーズが、またしてもセグーラの一打でサヨナラ勝ち。2013年8月以来8年ぶりとなる3試合連続のサヨナラ勝ちで勝率5割復帰を果たした。ヤンキースは9回表にDJ・レメイヒューの4号3ランで同点に追い付いたものの、10回裏にサヨナラ負け。アロルディス・チャップマンは2登板連続の敗戦投手となった。

フィリーズは初回にブライス・ハーパーの2点タイムリーなどで4点を先制し、ヤンキース先発のジェイムソン・タイオンを早々にノックアウト。その後も着実に加点し、5回終了時点で7対2と5点のリードを奪った。ところが、6回表にルーグネッド・オドーアの6号ソロで1点を返されると、8回表にはゲーリー・サンチェスのタイムリーで3点差。9回表はクローザーのヘクター・ネリスが連続四球で一死1・2塁のピンチを招き、レメイヒューに被弾して同点に追い付かれた。

9回裏一死1・2塁のサヨナラ機を逃したあと、タイブレークに突入した10回表を5番手アーチー・ブラッドリーが無失点に抑え、試合は7対7の同点のまま10回裏へ。トラビス・ジャンコウスキーの送りバントをチャップマンが悪送球してフィリーズは無死1・3塁のチャンス。ここでオドゥベル・ヘレーラはサードへのファウルフライに倒れたが、セグーラの打球がサードへのタイムリー内野安打となり、フィリーズがサヨナラ勝ちを収めた。

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