中日・与田剛監督(55)が18日からのリーグ戦再開に向け、意気込んでいる。先発はここまで5勝を挙げ、チームの勝ち頭となっている柳がマウンドに立つ。交流戦打率4割9厘をマークし、首位打者となった絶好調のビシエド、さらにロッテから交換トレードで中日に移籍した加藤翔平外野手(30)が加入するなど、リーグ4位からの巻き返しを期す。以下は与田監督の一問一答。
――リーグ戦再開はヤクルト戦
「とにかく今できることを精いっぱいやっていく」
――先発する柳がここまで5勝と好調
「シーズン当初からゲーム中にしっかり修正できる力というのは増えてきたし、昨年よりも、よりストライクゾーンで勝負できるようになった。ボールカウントも減ってきて、その辺は安定している」
――ビシエドが交流戦で日本生命賞を受賞
「交流戦は4割超える打率だった。本当にチャンスで頼もしい打撃をよくしてくれたし、これを明日からの戦いも、お願いします」
――山下を登録抹消し、捕手が木下拓、桂の2人となる
「はい。そうですね。(万が一の第3捕手は)そこはもちろんいろいろ考えている。もっと前から捕手2人制も考えてはいたが、今回そういう形でやってみようかなとは思う」
――加藤翔を練習で2日間見た感想は
「今、初めて見ているわけではない。(スイッチで)左右ともパンチ力があるし、トータル的なレベル、いろんなことができる選手。2日間の動きを見ても全く問題ないし、交流戦でも対戦している。全く問題ない」
――打順はどこを任せるのか
「どうなんでしょうね。今までもいろいろロッテで見ていた打順もあるが、これは当然チームが変わってメンバーも替わるので、これは使っていきながらになるのでは」
――ポジションは両翼か
「全部できますよ、外野は」
――中堅は大島が決まっているが
「なんで決まっているの!? 絶対なんてことはない。それは全部守れるというのが僕の判断ですね」
――後半戦に向けて状態が上がってほしい選手は
「まあ(高橋)周平でしょうね。周平、阿部。この2人の状態が良くなってほしいなと。徐々に上がってきてはいるが、本人たちが、このチャンスで、もう一本っていう悔しい思いが何度かあったと思う。もちろんパーフェクトにはならないが、より2人の力というのはまた必要になる」