【アース・モンダミン杯】古江彩佳 伸ばせず12位後退「パーセーブに必死のゴルフ

11番でティーショットを放つ古江彩佳(代表撮影)

国内女子ゴルフの「アース・モンダミン杯」2日目(25日、千葉・カメリアヒルズCC=パー72)、4位から出た古江彩佳(21=富士通)は3バーディー、3ボギーの72とスコアを伸ばせず、首位と5打差の通算5アンダー、12位に後退した。

東京五輪出場には優勝しかない古江だが、この日はティーショットがフェアウエーをとらえられず苦しいラウンド。4番パー4で3パットのボギーが先行するなど、前半で1つスコアを落としてターン。13、14番で連続バーディーを奪い、反撃したものの、直後の15番パー3でグリーン奥のカラーから3パットのボギーを喫した。

「ショットが安定せず、チャンスにつけられなくて、パーセーブに必死のゴルフだったと思います」。

ショットが乱れたきっかけはスタート前の練習にあった。「空いているところがそこしかなかったので、気持ち悪かったけど仕方ないかなと思って」とやや左足下がりの場所でショットを練習。「左に曲がるショットが多かったので、そこを気をつけながらという気持ちが変な方向に行ってしまいました」と振り返った。

残りは2日。「ちょっと差は開いてしまったけど、私にできることはアンダーで回ること。そこをクリアするのがひとつの条件だと思うので、そこを目指せるように頑張りたいです」。今大会も、代表争いも逆転劇を巻き起こす。

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