パドレスが8人の継投で逃げ切り 秋山翔吾2安打1打点

【パドレス5-4レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

ベテラン救援右腕のクレイグ・スタメンを先発に立ててブルペンデーで試合に臨んだパドレスは、5回裏に1点差まで追い上げられたものの、6回以降に登板した4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑えて5対4で逃げ切り。8回裏を三者三振に抑えた7番手エミリオ・パガーンが4勝目(0敗)、最終回を三者凡退に抑えた8番手マーク・マランソンが25セーブ目をマークした。レッズは反撃及ばず勝率5割に逆戻り。秋山翔吾は4打数2安打1打点の活躍を見せたが、チームの勝利にはつながらなかった。

先発予定のブレイク・スネルが体調不良により登板を回避したパドレスは、1回表にジェイク・クロネンワースのタイムリー三塁打などで2点を先制。先発のスタメンが1回裏にタイラー・スティーブンソンのタイムリーで1点を返されたが、2回表にトミー・ファムの犠飛でリードを2点に広げた。4回表にはファムの9号ソロなどで2点を追加し、5対1と4点をリード。2番手ニック・ラミレスが1点、3番手ナビル・クリスマットが2点を失ったものの、8人の投手による継投でレッズを破った。

秋山はパドレスの先発が左腕スネルから右腕スタメンに代わったため、急遽「8番・センター」でスタメン出場。2回裏の第1打席はセカンドゴロに倒れたが、4回裏の第2打席でライトへのタイムリーヒットを放った(チャレンジで判定が覆って本塁セーフに)。6回裏の第3打席は元阪神のピアース・ジョンソンと対戦してピッチャーへの内野安打。9回裏の第4打席は抑えのマランソンの前にサードゴロに倒れたが、4打数2安打1打点で今季4度目のマルチ安打を記録した(打率.230、OPS.558)。

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