【東京五輪】橋本聖子会長 恒例の“ANZEN漫談”  サモア五輪不参加に「安心安全な準備を」

橋本聖子会長(ロイター)

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)が2日、都内で定例会見を行い、サモア代表3選手が東京五輪不参加を決めたことに言及した。

サモア・オリンピック委員会は現在国内にいる重量挙げ代表3選手の東京五輪不参加を発表。海外を拠点に活動する他競技の8選手は参加する方針だという。この表明について所感を問われた橋本会長は「(五輪出場が確定する)最終的なエントリーの締め切りの7月5日まで個別の参加NOC(各国・地域のオリンピック委員会)についてはお答えすることができない」とした上で「サモアに限らず、より安心安全だと思っていただける準備をしていくことが組織委員会としての務めであります。より徹底し、安全であることを諸外国のNOCの皆様方にお伝えしていきたい」と話した。

いつものように「安心安全」の言葉を多用。国民の理解を得て開催したい意向を示した。

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