レッズ・秋山が今季4度目のマルチ安打 チームの勝利に大きく貢献

チームメイトとハイタッチを交わす秋山(ロイター=USA TODAY Sports)

レッズ秋山翔吾外野手(33)は7日(日本時間8日)に敵地カンザスシティーでのロイヤルズ戦に「8番・中堅」で先発出場し、ダメ押しの適時打を放つなど4打数2安打1打点、1盗塁。打率は2割2分4厘。チームは5―2で今季24度目の逆転勝ちした。

第1打席は遊ゴロ、第2打席は空振り三振に倒れたが、0―2の7回無死一塁で大きな仕事をした。交代直後の2番手右腕バーローの外角カーブを痛烈なゴロで左前に運んでチャンスを広げると、9番フリーマンが左前適時打、1番インディアが左翼へ逆転の2点適時二塁打を放ち、秋山は同点のホームを踏んだ。

雨による中断を挟んだ8回二死二塁で3番手の右腕ジマーから左翼線へ適時二塁打。マルチ安打は6月6日(同7日)のカージナルス戦以来、今季4度目だ。ジマーが二塁走者を全く気にせずに投げていたため、秋山は好スタートを切って余裕の三盗を決めた。今季2個目だ。このイニングは生還できなかったが、積極的な攻撃でチームの勝利に大きく貢献した。少ないチャンスで結果を出し続けたい。

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