【東京五輪】韓国選手村“反日横断幕” 発案した大韓体育会は「問題になることではない」

選手村に“政治”が持ち込まれた

東京五輪に出場する韓国選手団が東京・晴海の選手村で、〝反日横断幕〟を掲げたことに対し、大韓体育会はあくまで「セーフ」の考えを示している。

選手村入りした韓国選手団は、ベランダに国旗とともに「『臣にはまだ5000万国民の応援と支持が残っております』」と横断幕を掲げた。この言葉は「反日の英雄」とされる李舜臣将軍の言葉をもじったもの。選手村に入村した大韓体育会のスタッフが発案し「国家の代表選手たちを盛り上げるために、このフレーズを応用した」との意図らしいが、日韓関係がくすぶるなか、反日の象徴を持ち出したことで騒動になった。

韓国メディア「ニュース1」は、大韓体育会の見解を詳報。「いつも、選手村に応援フレーズはつけられるもので、他の意味なく選手たちに力を吹き込むために製作した」と説明。「問題になることではない。大会組織委員会から公式な抗議などもなかった。選手たちを応援するためのフレーズというだけのこと」と主張している。

五輪本番を前にあえて火種を作る必要はないと思うのだが…。

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