【球宴第2戦】阪神・マルテが敢闘賞! 適時打で控えめに「小ラパンパラ」

8回に代打タイムリーを放った阪神・マルテ

阪神・ジェフリー・マルテ内野手(30)が「マイナビオールスターゲーム2021」第2戦(17日、楽天生命パーク)で1打数1安打1打点。勝負強く打点を挙げ敢闘賞もゲットした。

2―3と1点を追う8回一死一、三塁の場面で代打で打席に入ったマルテは、しぶとく三遊間を割る左前適時打。「本当にうれしいです。いつも通り全力でプレーしてますので、それが結果に表れて良かった。(球宴は)とても楽しかったですし他チームの選手とも交流できた。こうやって賞にも選んでもらえて本当にうれしいね」と上機嫌で夢の舞台を振り返った。

ただ背番号31には、ほんの少しだけ心残りがが…。本塁打を打った際の自身のベンチパフォーマンス「ラパンパラ」を球宴の場でできなかったことだ。よほど未練があったらしく、適時打を打った後、ごくごく控えめに一塁ベース上で「小ラパンパラ」を披露。「ホームランじゃなかったんで、いいタイミングとは言えなかったけど、少なくとも(一時)同点にできたのでやりました」と白い歯を見せた。

16年ぶりリーグVへ、後半戦も虎打線の中心として期待が集まるラパンパラ男は「全力でやるだけだし(後半戦へ)しっかり準備したい。メッチャグッド!」と言い残し笑顔で球場を後にした。

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