「自分が被害を防ぐとは」 特殊詐欺被害を阻止 コンビニ店員3人に感謝状

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感謝状を受けた(左から)松本さん、道下さん、赤木さん=平戸署

 特殊詐欺被害を防いだとして、長崎県の平戸署は、ファミリーマート平戸岩の上町店の従業員、道下由美子さん、松本睦子さん、赤木麗美さんの3人に署長感謝状を贈った。
 7月3日、市内の20代男性が同店で電子マネー計35万円分を購入しようとしたため、3人は「詐欺ではないですか」などと声を掛けた。男性は否定したが、購入を思いとどまらせた。同署によると、有料サイトの架空請求詐欺だった。
 13日、同署で野口博文署長が感謝状を手渡し、「皆さんのおかげで被害が防げた。平戸でも、特殊詐欺につながる不審電話が相次いでいる。引き続き、警戒をお願いしたい」とお礼。
 3人は「テレビドラマなどの世界のことだと思っていた。本当に自分が被害を防ぐとは思ってなかった」「様子がおかしかったので詐欺ではないかと思った」などと振り返った。
 同市内では7月12日、介護保険の還付金支払い名目のうその電話を受け、金融機関の現金自動預払機(ATM)を操作していた女性が、周囲から声を掛けられ被害に遭わずに済んだ事例もあった。