北信越総体2021 きょう競技スタート バスケット男子の西海学園登場

初戦突破に向けて一丸となっているバスケットボール男子の西海学園=新潟県長岡市、アオーレ長岡(提供写真)

 全国高校総合体育大会(インターハイ=輝け君の汗と涙 北信越総体2021)は25日、8月13日の総合開会式に先行して競技が始まる。昨夏は新型コロナウイルスの感染拡大で史上初の中止となった高校スポーツの祭典。今年は全競技無観客で、選手と学校関係者ら参加者を削減して開催する。
 大会は8月24日までの約1カ月間、福井、新潟、富山、石川、長野の5県で30競技(ヨットは和歌山)を実施。約3万6千人の選手、監督らが参加して熱戦を繰り広げる。県勢は県、九州地区予選を突破した全30競技の535人が全国切符をつかんだ。
 団体は春の全国選抜大会で3位入賞したソフトボール女子の長崎商、8強入りしたバドミントン男子の瓊浦をはじめ、全九州大会で準優勝したソフトボール男子の大村工と剣道男子の長崎南山などが有力。剣道女子の島原、バレーボール女子の九州文化学園、ヨット女子の長崎工、柔道女子の長崎明誠、登山男女の長崎北陽台なども上位に絡む力を備えている。
 個人も陸上男子800メートルで6月のU20日本選手権を制した後田築(創成館)、春の全国選抜大会で優勝した重量挙げ男子61キロ級の酒井順一郎(諫早農)、競泳の50メートル自由形で全国ランキング2位につける森山遼(長崎南山)が優勝候補の一角に挙がっている。
 25日は新潟県長岡市のアオーレ長岡などでバスケットボール男子の1回戦を実施。県勢は西海学園が鳥取城北との初戦に臨む。

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