エンゼルス・大谷翔平が12度目のリアル二刀流 初回に「SHO TIME」先制適時打に14個目の盗塁

先制適時打を放った大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は26日(日本時間27日)に本拠地アナハイムでのロッキーズ戦にメジャー自己最多の5勝目を目指して今季12度目のリアル二刀流となる「2番・投手」で先発登板し、初回に右前に先制適時打を放った。さらに自己最多を更新する14個目の盗塁を決めた。

初回無死一塁で相手先発は右腕マルケス。カウント1―1からの3球目、チェンジアップが高めに抜けて暴投。一走フレッチャーは二塁へ進んだ。カウント3―1からの5球目、外角低めのシンカーにバットを折られるもゴロは二遊間を破って右前に転がる先制適時打となった。一死後、ウォルシュの初球に二盗に成功。自己最多の14個目だ。さらに右適時打で2点目のホームを踏んだ。初回で早くも投げて、打って、走っての「SHO TIME」を見せた。

初回のマウンドは先頭タピアをフルカウントからの7球目、真横に動くスライダーで空振り三振、続くロジャーズは初球で遊ゴロ。二死後、3番ブラックマンに左前打されたが、4番ストーリーを投ゴロに仕留めて17球で無失点で終えた。

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