ロッテ・佐々木朗希は3回2失点 佐藤輝に2ラン浴び「虎狩り」再現ならず

初回、佐藤輝に2ランを浴びた佐々木朗希

ロッテ・佐々木朗希投手(19)が27日のエキシビションマッチ・ロッテ戦(甲子園)に先発登板し、3回3安打2失点。初回に2点を失ったがそれ以降は立ち直り、落ち着いた投球内容を披露した。試合は4―6でロッテが阪神に敗北。佐々木朗に勝ち負けはつかなかった。

5月27日の同地同戦でプロ初勝利をマークした背番号17だが、この日は虎打線に軍配が上がった。初回一死一塁の場面で佐藤輝に155キロの低め直球を狙い打たれ先制2ランを被弾。「令和の怪物」を「虎の規格外男」が見事に打ち砕いた格好だ。佐藤輝も「佐々木投手の速い球を一発で仕留めることができたので良かったです」とニンマリ。これからの球界を担っていくであろう新世代のスター候補同士の戦いに、9174人の観客も大いに酔いしれた。

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