【侍ジャパン】森下5回2失点で打線の援護に呼応する68球「点を取ってもらった後の失点は反省」

日の丸を背負い森下が躍動した

東京五輪で悲願の金メダル獲得を目指す野球日本代表・侍ジャパンは31日、オープニングラウンド2戦目となるメキシコ戦(横浜)に臨んだ。

日本は森下暢仁投手(23=広島)が先発。プロ入り後、横浜スタジアムで2試合に登板して16イニング自責0と相性のいいマウンドで、責任を果たした。

初回、先頭打者への安打と暴投で無死二塁とし、かつてオリックスでプレーしていた相手3番・メネセスに先制打を献上。だが、ここから立て直した。

緩急を使い、コーナーをうまく突く投球で5回を無四球、68球でまとめて2失点。降板後「立ち上がりの失点と、点を取ってもらった後の失点は次回への反省点です」とコメントしたが、味方打線の援護に呼応する投球で流れをつくった。

「大分バッテリー」となる同郷の甲斐(ソフトバンク)とのコンビで、相性のいい横浜のマウンドで役割を果たした鯉の若き右腕。「5イニングで降板したので、次の試合に向けてしっかり調整します」と、頼もしい23歳は次戦を見据えた。

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