日本政府、韓国産水酸化カリウムへの反ダンピング関税を5年延長へ...現行49.5%維持

日本政府は、韓国などの水酸化カリウムに対し反ダンピング関税を5年延長することにした。

3日、共同通信によると、日本政府は、韓国と中国の水酸化カリウムが不当に低い価格で輸入され、自国企業の損害がつながる恐れがあるとし、反ダンピング関税を2026年8月まで5年間延長する方針を前日に決めた。

反ダンピング関税は2016年8月から今年8月まで適用される予定だったが、日本の業界が延長を要求するに応じて、調査を経て、このように判断した。

税率は現行と同じく、韓国産の輸入価格に49.5%、中国産には73.7%を適用する。

水酸化カリウムは肥料や液体石鹸などの原料として使用され、2019年に日本の輸入量の約3分の2を韓国産が占めた。

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