バルセロナがメッシ退団を発表「経済的及びスペインリーグの規制で延長契約できなくなった」

バルセロナ退団が決まったメッシ(ロイター)

スペイン1部バルセロナは6日、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)との契約を結ばないと公式サイトで発表した。

メッシは6月30日でバルセロナとの契約が満了し、フリーの身となっていたが7月中旬には「年俸の引き下げに応じた上での5年契約で合意した。近日中に発表される見通し」と英紙「ガーディアン」など複数の欧州メディアが報道。3日にもスペイン紙「スポルト」が「プレーヤーとバルサが、数時間前に新たな5シーズンの契約で交渉を終了した。正式な署名と発表は、給与制限の問題が解決され次第行われる」と報じたばかりだった。

バルサは契約直前での〝破談〟について「双方とも本日、新たな契約を結ぶことに合意していたものの、経済的及び構造的(スペインリーグの規制)により締結することができなくなった」と説明。

メッシとの縁が切れることにバルサ側は「選手及びクラブの希望が叶わないことを深く遺憾に感じている」と無念さを表明。正式〝退団〟となるメッシに対し「FCバルセロナは、クラブとの縁による選手の貢献に心からの感謝を述べ、今後の私生活及びキャリアにおいて、最大の幸運を願う」とのメッセージを掲載した。

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