巨人・高橋3回3失点も…宮本コーチの信頼揺るがず「地方球場で調整の難しさもあったので」

函館でのエキシビジョン戦に登板した巨人・高橋

巨人の宮本和知投手チーフコーチ(57)が8日に、この日行われたエキシビジョンマッチ・日本ハム戦(函館)に先発し3回3失点だった高橋優貴投手(24)への信頼感を明かした。

約1か月ぶりの登板となった高橋は、初回こそ三者凡退に抑えたものの、2回に石井に適時打、3回には高浜に左中間への2点適時打を許すなど本来の投球は披露できず。左腕自身も「細かいコントロールとか、場面に応じての対応がまだまだできていないので、そういう反省点も備えて次の登板に準備できたらなと思います」と課題を口にした。

それでも、宮本コーチは「地方球場ということもあって、いろいろと調整の難しさもあったので。リリーフを全員使おうということで、今日は3回で終わらせた」と擁護。投手陣の勝ち頭でもある高橋に対しては「彼はもうローテーションの1人ですから。彼の調整という部分において、彼を信頼してますので、心配はしていません」と語った。

首脳陣の期待に応える投球で、後半戦はさらなる勝ち星量産へまい進していく。

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