【夏の甲子園】明桜のプロ注目右腕・風間が初回に149キロ 試合は降雨ノーゲームで順延

明桜の風間球打投手

第103回全国高校野球選手権大会の第3日(12日)は第1試合の明桜(秋田)―帯広農(北北海道)が雨の中でスタートしたが、5―0と明桜リードの4回終了後、雨足が強まって試合が中断。そのまま降雨ノーゲームとなり、以降の3試合も翌13日に順延となった。最速157キロで注目される明桜のエース・風間球打(きゅうた=3年)は初回に149キロをマーク。スライダー、カーブも効果的に使ってテンポよく投げ、4回まで無安打無失点に抑えた。

優位に進めながらも雨に阻まれた風間は「マウンドがぬかるんだ。雨の中でコントロールが悪かったけど、うまく打ち取れた。ノーヒット? 正直、投げてそういう記録を作りたかった。いつノーゲームになるかわからなかった。切り替えて次の試合も抑えたい」と仕切り直しに気合を入れた。

雨天順延は第1日に続いて2度目となり、決勝は27日にずれ込んだ。

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