国内女子ゴルフの「ＮＥＣ軽井沢７２」初日（１３日、長野・軽井沢７２Ｇ北Ｃ＝パー７２）、賞金ランキングトップの小祝さくら（２３＝ニトリ）が、８バーディー、ノーボギーの６４で回り、８アンダーの単独首位発進した。
前半に２つ伸ばして迎えた後半。降りしきる雨にも集中力を切らさず、圧巻の６連続バーディーだ。１２番パー３で８メートルを入れるなど、パターがさえわたった。１７番パー３では、７Ｉで放ったティーショットをわずか２０センチほどにつけるスーパーショットを披露。小祝は「パットもショットも調子が良くて、後半の６連続バーディーが大きかった。ミスショットでもピンに近づいてくれて全てうまくいった」と振り返った。
今季３勝を挙げて賞金ランキングトップに立つが、ここ２か月ほど優勝争いに絡めず、調子を落としていた。２位以下に差を縮められていく中、オープンウイークだった先週は、地元・北海道で調整しながら好調時の映像を見て、調子を取り戻す工夫を図った。
また、北海道・北広島市に拠点を置く地元メーカーに作ってもらったパターに変更したのもプラスに働いた。５日から使い始めて「打ってみたらいい感じだった」と即決だった。
３月以来の優勝へ向けて絶好のスタートを切ったが「先のことは考えず、（２日目も）１打１打集中したい」と強調した。
