【夏の甲子園】“因縁対決”は再び1点差…神戸国際大付が北海に雪辱許さず

接戦をものにした神戸国際大付ナイン

第103回全国高校野球選手権大会(甲子園)第3日の15日、第3試合は神戸国際大付(兵庫)が北海(南北海道)に2―1で競り勝った。

先手を取ったのは神戸国際大付。2回にスクイズで先制すると、さらに山里(2年)が適時二塁打を放って主導権を握った。北海のエースでプロ注目左腕・木村(3年)から序盤に奪った2点を、阪上(3年)―楠本(2年)のリレーで守り切った。

青木監督は「木村投手からどうやって点を取ろうかと思っていましたが、立ち上がりにたまたま点が取れてラッキーでした」と接戦を振り返り、最後は「ヒヤヒヤでした…」と安堵の表情を浮かべた。

今春センバツ大会でも開幕ゲームで激突した両者。その時も神戸国際大付が延長の末に、3―2のサヨナラ勝ちを収めていた。北海・平川監督は試合後「1点差負けは監督のせいです」と敗戦の弁。因縁の対決は、実力が拮抗した見応えある好ゲームだった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社