大谷41号先頭弾で先制も… エンゼルス「投壊」で2連敗

【エンゼルス1-13オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

エンゼルスは1回表に大谷翔平の41号先頭打者アーチで先制したものの、オリオールズ打線に15安打を浴びる「投壊」に3失策という「守乱」が加わり、1対13で大敗。19連敗中だったオリオールズにまさかの2連敗を喫した。オリオールズ先発のキーガン・エイキンは7回3安打1失点の好投で今季初勝利(8敗)をマーク。メジャー初登板のエンゼルス3番手エルビス・ペゲーロにメジャー初黒星が記録された。

3回裏にケルビン・グティエレスのタイムリーで同点としたオリオールズは、5回裏に二死1・2塁のチャンスを迎え、トレイ・マンシーニとDJ・スチュワートの連続タイムリー、ペドロ・セベリーノの10号グランドスラムで一挙6点を勝ち越し。7回裏にラモン・ウリアスのタイムリーで1点を追加すると、8回裏にはエンゼルスの連続エラーで無死2・3塁のチャンスを作り、3本のタイムリーで5点を追加して試合を決めた。

大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、1回表の第1打席でライトへの41号先頭打者アーチ。その後の3打席は四球、センターフライ、四球で2度出塁したが、チームの得点にはつながらなかった。わずか3安打に封じられたエンゼルス打線のなかで2打数1安打1打点2四球の活躍を見せ、今季の打率は.269、OPSは1.002に上昇。シーズン本塁打の球団記録(=2000年トロイ・グロスの47本)の更新がいよいよ現実味を帯び始めてきた。

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