カージナルスが接戦制す 筒香はタイムリー三塁打を放つ

【カージナルス4-3パイレーツ】@PNCパーク

逆転でのワイルドカード獲得に向けて負けられない戦いが続くカージナルスは、先発のJ・A・ハップから始まる4投手のリレーで辛くもリードを守り抜き、パイレーツに4対3で勝利。先発のハップが今季8勝目(6敗)、4番手アレックス・レイエスは今季29セーブ目をマークした。前日に豪快な逆転勝利を収めたパイレーツは粘りを見せたものの、1点差で惜敗。先発のディロン・ピータースに今季2敗目(0勝)が記録された。

カージナルスは5回表一死からエドムンド・ソーサの二塁打でチャンスを作り、ハリソン・ベイダーのタイムリー二塁打とトミー・エドマンの8号2ランで3点を先制。5回裏に筒香嘉智のタイムリー三塁打、6回裏にケビン・ニューマンの押し出し四球で1点ずつを返され、1点差に詰め寄られたが、7回表にエドマンの犠飛でリードを2点に広げた。8回裏にコリン・モランのタイムリーで再び1点差となったものの、ニューマンのヒットで同点のホームを狙ったモランの生還をベイダーが好返球で阻止。9回裏にはレイエスが一死2塁のピンチを背負ったが、なんとかリードを守り抜いた。

パイレーツの筒香は「6番・ライト」でスタメン出場。ショートライナー、センターへのタイムリー三塁打、四球、ファーストゴロで3打数1安打1打点1四球を記録し、今季の打率は.189、OPSは.626となった。メジャー初のライトの守備ではハッスルプレーを見せ、ファウルフライを追いかけてフェンスの外側に転落する場面も。ポール・ゴールドシュミットが放ったフライに追いつけず二塁打にしてしまう場面もあり、やや課題を残した。

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