エンゼルス大谷翔平は小休止 ノーノ―右腕に4タコ喫す

4打数無安打に終わった大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)が27日(日本時間28日)、本拠地アナハイムでのパドレス戦に「1番・DH」で先発出場したが、4打数無安打に終わった。チームも0―5で敗れて3連敗。借金4となり、プレーオフ進出はさらに厳しい状況となった。

相手先発は4月9日(同10日)にパドレス史上初となるノーヒットノーランを達成したジョー・マスグローブ。今季は8勝8敗、防御率3・04の成績を残している右腕に第1打席は左飛、第2打席は二ゴロ、第3打席は中飛、第4打席も右飛に打ち取られた。チームもマスグローブの前にわずか3安打と沈黙し、
完封を許した。

42号は出なかったが、ア・リーグの本塁打王争いで2位のゲレロ(ブルージェイズ)もこの日は一発がなく、大谷のリードは5のまま。しかし、打点王争いではトップのアブレイユ(ホワイトソックス)がこの日の試合で2打点を挙げて99とし、89打点の大谷は10差に広げられた。2冠奪取に向け、本塁打を量産して打点も稼ぎたい。

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