エンゼルスがヤンキース撃破 大谷は元同僚から42号ソロ

【ヤンキース7-8エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは8番ジャック・メイフィールドが9号グランドスラムを放って4打点、9番フアン・ラガレスが2本のタイムリーを含む3安打2打点と下位打線が活躍し、ヤンキースとの熱戦を制して8対7で勝利。2連勝で借金を2に減らした。先制しながらも逆転を許したヤンキースは、2度にわたって同点に追いついたものの、リリーフ陣が踏ん張れず、競り負け。13連勝の直後に3連敗を喫し、首位レイズとのゲーム差は7に広がった。

初回に2点を先制されたエンゼルスだったが、4回裏にヤンキース先発のコリー・クルーバーを捕まえ、ジョー・アデルのタイムリーとメイフィールドの満塁弾で一挙5点を奪って逆転に成功。5回表に3本のタイムリーで同点に追いつかれたものの、5回裏に大谷翔平が42号勝ち越しソロ、6回裏にラガレスがタイムリー三塁打を放ち、2点のリードを奪った。7回表にジャンカルロ・スタントンの25号2ランで再び同点とされたが、8回裏にラガレスが勝ち越しタイムリー。この1点をクローザーのライセル・イグレシアスが守り抜いた。

エンゼルスの大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、5対5の同点に追いつかれた直後、5回裏の第3打席で元同僚のアンドリュー・ヒーニーと対戦。カウント1-1からの3球目、甘く入ったカーブを逃さず仕留め、ライトへの42号勝ち越しソロを放った。その他の3打席はいずれも見逃し三振に倒れ、4打数1安打1打点3三振。今季の打率は.264、OPSは.988となり、本塁打王争いで2位につけるサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)とブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)との差を4本に広げた。

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